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山深くカールを抱く黒部五郎岳 [梓山の会山行]

 梅雨が明けた暑い日、メンバー3人で黒部五郎岳をめざした。新穂高から陽ざしの強い川沿いの道を歩き、わさび平の木立の中にテントを張る。

ワサビ平aDSCF4763.jpg

 早朝、わさび平を発ち、小池新道を登り、

秩父沢CF4767.jpg

 鏡平へ。

鏡平DSCF4776a.jpg

 このコースは去年も水晶岳に登った時に辿った。

 鏡平から急な登り、弓折分岐の稜線に出る。

花見平DSCF4785a.jpg

 森林限界を抜け、槍や穂高を望み、足元に咲く花を見ながら稜線を歩く。

 双六小屋から巻道ルートを行く。

三俣蓮華残雪と花DSCF4795a.jpg

 山腹を覆う残雪、

雪解けの流れDSCF4796a.jpg

 幾筋もの雪解けの流れ、山肌を飾る花々。

鷲羽岳とお花畑DSCF4806a.jpg

 この山域に心ひかれる。

 周囲を北アルプスの山々に囲まれた、

テント場DSCF4821a.jpg

 三俣山荘のテント場にテントを張る。

 霧に包まれた朝、雨支度でテントを出る。

 山腹を流れる霧。

流れる霧DSCF4828a_edited-2.jpg

 霧は雨にかわり、回りの見えない長い下り。

 黒部五郎小舎に立ち寄り、コーヒーを頼み雨をしのぎ一息。

 行く道、黒く霧にけむる岩、雨に濡れる花。

岩と花に雨DSCF4839a.jpg

 行くてにカールの白い残雪、

カールDSCF4844.jpg

 それを取り囲むように、見え隠れし聳える岩壁。

カール側壁DSCF4853a.jpg

 カールの花の咲く急な側壁を登り、稜線へでる。

山頂まじかDSCF4860a.jpg

 岩の稜線を辿り、

黒部五郎岳山頂DSCF4861a.jpg

 黒部五郎岳山頂へ立つ。

 霧でなにも見えず。

 黒部五郎岳の山頂に立ち、今 日本百名山を達成した人、百名山に想いを抱く人。

 下りにかかると霧がとれ、 

カールDSCF4870a.jpg

 残雪を抱き聳える岩壁、カールの全容が姿をみせた。

 山に囲まれた草原にたたずむ黒部五郎小舎、しばし休憩。

黒部五郎小舎DSCF4872c.jpg

 青空が広がり、

黒部五郎岳DSCF4878a.jpg

 黒部五郎岳の姿を振り返り眺めながら、三俣山荘のテント場に戻る。

 ビールで黒部五郎岳登頂を乾杯。

黒部079KE.jpg

 その夜は冷えた。

 好天の朝、山肌に花の咲く

三俣蓮華岳DSCF4911a.jpg

 三俣蓮華岳に登り、

黒部083KE.jpg

 昨日登った、カールを抱く黒部五郎岳や

黒部五郎岳DSCF4920a.jpg

 黒部源流の山々、槍や穂高を眺めながら稜線を行く。

 中道ルートをとり、双六小屋、双六池畔を通り下る、

双六池baDSCF4925.jpg

 帰る道は長く遠い、足を引きずり新穂高へもどる。

 疲れた体で河原の露天風呂に入り、山の余韻に浸る。

                平成26年7月25日~28日  KN記


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