東北山旅 八幡平 [梓山の会山行]
八幡平
9月1日 歩程:5時間30分 =車 …歩行
行程:県民の森キャンプ場(5:30発)=茶臼岳登山口(6:30発頃着)…茶臼山荘…茶臼岳…大谷地湿原…9:20八幡平頂上9:30…往路を戻る…12:00茶臼岳登山口=15:15酸ヶ湯温泉
参加者:3名
山行報告:昨日(8/31)午後2:30県民の森キャンプ場に到着した。到着するとすぐに、夕立おいうには少し早いが、かなり強い雨が降り始めた。キャンプ場の炊事場にテントをお張って雨をしのいだ。他にキャンプ場への来場者はなかったので、テントはそのままにして、ここで一晩過ごすこととした。
今日(9/1)は、5時半にキャンプ場を出発し、茶臼岳登山口へ向かった。途中、ガスが出てきたがガスの部分を抜けると、眼下に雲海が広がっていた。6:30に茶臼岳登山口に到着。仕度を調え早速、八幡平へ向かった。相変わらず、眼下には雲海が広がっていた。7:15に茶臼岳に到着。南東方向に雲海に浮かぶ岩手山や早池峰山が見えた。10分ほど茶臼岳からの眺望を楽しんだ後、黒谷地湿原へ向かった。黒谷地湿原までの登山道には、サッカーボールくらいの石が所狭しと転がっていた。もし躓いたら足首をねんざしそうなので、30分ほど緊張を強いられながら歩いた。
右のピークが岩手山、岩手山の左奥が早池峰山
黒谷地湿原には木道が整備されていて歩きやすかった。途中、八幡沼の先の展望所でしばらく休憩を取ってから、八幡平へ向かった。八幡平の頂上は平坦で、山の頂上といった感じはしない。
頂上には建設資材がブルーシートで覆われて置かれていた。ようやくここまで来たのに、このような光景を見せつけられ、頂上への到達の感激は半減してしまった。しかし、ブルーシートの隙間から、何か小さな動物が飛び出して、またすぐ隠れてしまった。しばらくするとまた出てきた。今度は、すぐに隠れずに我々の様子をうかがっているようだった。よく見ると、褐色の毛が生えた体長15cmくらいの小動物だ。オコジョだという。わりと人なつこい動物だ。隠れては、また顔を出すということを何回か繰り返していた。ペットにしたいような愛くるしい動物だ。我々が、頂上を後にするときも顔を出した。サヨナラの挨拶をしに来たようだった。
帰路は、登ってきた登山道を引き返し、12時に茶臼岳登山口に到着した。ここから、明日登る八甲田山の麓、酸ヶ湯温泉キャンプ場へ向かった。
15:15に酸ヶ湯温泉に着いた。温泉に入ったが、シャワーからお湯が出てこない。天下にその名をとどろかせた酸ヶ湯温泉が、これでは情けない。でも、田舎の温泉なんてこんなものかと、無理矢理自分を納得させ寝袋に入った。
M.K記
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