雨の白山 [H21年梓山の会山行]
7/18、19日 白山に登ってきました。
梅雨明けだと言うのにはっきりしない天気に決断も鈍りましたが現地の好天を期待して
5人の元気組は渋沢を出発しました。
7/18(土)曇り
夕方(18:00)頃天幕場に着き、早々に夕食。明日の長丁場に備えお酒も
控えめに21:00には「おやすみなさい」
7/19(日)雨(4時起床 5時半出発)
好天を期待したが案の定しとしと雨、決断の鈍る雨模様である。
これ以上、悪天の場合は中止を条件に出発した。
天気は相変わらず降ったりやんだりの状態で、樹林帯の中をカッパをぬいだり着たり
大汗をかきながら順調に進んだ。(天気は相変わらずはっきりしない)
それでも大倉山を過ぎたあたりから高山植物が現れ出し(キヌガサ草・岩カガミ・黒百合・その他もろもろ)
単調なのぼりに花を添えてくれた。
長い登りも終わり、やっと平原の弥陀ヶ原到着、途端に強烈な雨と強風と強い寒気に襲われた。
わずか2、30分の間に全員ずぶ濡れ、登りの汗で濡れた衣服で体は冷え切ってしまった。
室堂センターに転がり込み濡れた衣服を取り替え、天気の回復を待ったが天気はますます荒れ狂い
回復の兆しは見えず残念ではあるが登頂をあきらめ下山をすることにした。
雨はますます激しくなり途中の休みもほどほどにやっと天幕場にたどり着き(16;00)激しい雨の中
天幕を撤収し、お風呂を目指して帰路についた。
教訓
1.春秋の雨は怖いが、夏の雨も怖いときがあるぞ。
(白山は小屋があったがトムラウシは小屋がなかった)
2.雨と強風は体温を奪い体力を消耗する
(濡らさない工夫よりも早めの避難が優先、カッパが役立たない)
というわけで、少々の厳しい状況ではあったが楽しい山行でした(フーッ)
H21.7.18~19 (M.Sさん記)
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